予防接種について

赤ちゃんは8～12ヶ月頃までに、お母さんからプレゼントされた抵抗力が自然と失われ、赤ちゃん自身で免疫を作る必要が生じます。
お子さんの発育と共に外出の機会が多くなります。
予防接種で免疫をつけ、伝染病にかからないようにしましょう。

また、成人の方も高齢者肺炎球菌や帯状疱疹の予防接種を受けることによって、病気に対する免疫機能を強化することができます。

定期予防接種

法律で種類と接種期間が定められており春日井市から届いた接種券により公費で受けることができます。
実施期間を過ぎてしまいますと公費対象外になり、自費診療となります。

種類		回数	対象者
ヒブ		４回 ※１	生後２か月～５歳未満
小児用肺炎球菌
B型肝炎		３回	１歳未満 （標準的には生後２か月～）
ロタ	ロタリックス※２	２回	出生６週０日後～２４週０日後まで （標準的には生後２か月～）
四種混合 （ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ）		４回	生後２か月～7歳6か月未満
BCG		１回	１歳未満 （標準的には生後５～８か月未満）
麻しん・ 風しん混合	第１期	１回	１歳～2歳未満
	第２期	１回	小学校就学の前年度
水痘		２回	１歳～３歳未満
日本脳炎	第１期	初回 ２回	生後６か月～７歳6か月未満 （標準的には３歳～）
		追加 １回
	第２期	１回	９歳から13歳未満
二種混合 （ジフテリア・破傷風）		１回	11歳～13歳未満
子宮頸がん（HPV）		３回	小学６年生～高校1年生相当年齢の女子 （標準的には中学1年生）※３

※１　ヒブ・小児用肺炎球菌については、接種開始時期により回数が異なります。
※２　ロタテックをご希望の方はお申し出ください。ロタテックの接種回数は３回となります。
※３　子宮頸がん（HPV）については、積極的な勧奨の差し控えにより、接種の機会を逃した平成9年4月2日～平成1９年4月1日生まれの女性は、令和7年3月31日まで接種可能

詳しくは、春日井市のホームページでご確認下さい。

春日井市のホームページ（外部サイト）

当院は愛知県広域予防接種事業に参加していますので、春日井市以外で愛知県在住の方も公費で定期接種を受けることができます。

任意予防接種

• おたふくかぜ（流行性耳下腺炎）

条件を満たせば、春日井市より接種費用の一部補助があります。

その他の予防接種（成人）

• 風しん抗体検査・予防接種　※当院では、風しん・麻しん混合ワクチン（MRワクチン）を使用しています。
• 高齢者肺炎球菌
• 帯状疱疹

条件を満たせば、春日井市及び愛知県より接種費用の一部補助があります。

インフルエンザ（小児・成人）

毎年流行期前に接種開始日、接種料金、高齢者への補助金等の詳細をお知らせします。

予防接種につきましては、窓口で直接、又はお電話にてご予約下さい。
お子様の予防接種については、事前に「予防接種と子どもの健康」や母子健康手帳の接種記録などで対象年齢や接種間隔をご確認ください。
接種当日は、接種券と母子健康手帳をご持参下さい。

上記以外の予防接種につきましても、接種可能な物もありますので、ご相談下さい。